病は気から(語源編)


前回、病は気からの意味を取り違えてしまうと自分を責めると申し上げました。
改めて意味を調べてみると、広辞苑では「病気は気持ちの持ちようで悪くもなり、良くもなる」とあります。
さらに病気について語源を調べてみると面白い事がわかりました。

中国最古の医書「黄帝内経素問(こうていだいけいそもん)」【紀元前450〜221年頃】に、百病は気に生ず(全ての病は気から生ずる)と記されており「病気」の語源となったそうです。

そして、飛鳥時代〜平安時代に遣隋使や遣唐使により中国からの医書や漢方薬が伝わり、気の思想も日本に伝わったそうです。

平安時代、「元気」という字は「減気」と書いたそうです。病む気が減るという意味です。
病む「気」がすなわち「病気」

中国の気とは「見ることのできない何か(気)が体内を巡っている。それが気である」と考えられています。
平安時代の気の思想は中国渡来のものに近かったようですね

今回のように言葉の意味を歴史的にさかのぼってみると、病は気からの「気」は気持ちでもあるでしょうけれど、ストレスのような目に見えない身体の内外に存在し私達に様々な影響を及ぼすものでもある、と言えるでしょう