アートセラピーは客観的


アートセラピーが、他のセラピーと大きく異なる点は、人の五感のうちの視覚と触覚と嗅覚を刺激する点です。つまり、目と指先と鼻を刺激します。また、「表現の自由」を心ゆくまま存分に楽しむことができます。その時間がそのまま自己の癒しとなります。

アートセラピーによる表現の自由は、3歳児位から高齢者まで楽しむことができます。
アートセラピーは心的疾患患者に対して活用されることが主流ですが、私は予防としての観点から大いに利用していくことができると思っています。
むしろデリケートな心を持つ現代の私たちは、心のケアを、患者だから必要だとか治療していないから不必要だなどと線引きをすることなく日常的に行う方が良いと思います。

身体測定、健康診断、人間ドック、各種疾病検査等は、測定結果のデータにより視覚化できるため私達は客観的に見ることができます。
しかし、心は見ることができません。ですから、悩みの大小や深さは自分でも解らずつい無理をしたり我慢をしてしまいがちです。それは悩みに限らず、喜怒哀楽全てにおいて当てはまります。

【心を客観的に見るということ】
あなたはすごく嬉しい時、飛び跳ねたり走り回ったりしますか?また、なんとなく嬉しい時が持続している時、ずっとニヤニヤしていますか?
恐らくほとんどの人が、たとえ人前でなくひとりで家にいる時でもよほどでないとしないと思います。でも、もし幼児のように自由にそんなことができる時間を持てたらどうでしょう(子どもの心についてはまた日を改めて取り上げていきます)
アートセラピーは、ひととき心を自由にして今の状態を客観的に見ることができます。


※気をつけるべきこと
もしこの記事を読んだあなたが、アートセラピーに興味を持ち「やりたい!」と思ったら、自己流では決して行わず、必ずアートセラピストの立ち会いのもとに行ってくださいね。何故なら、心はとてもデリケートだからです。例えば、薬を飲む時に用法用量を守らなかったら体に害を及ぼす、スポーツをする時に間違ったやり方をすると逆に体を痛めてしまう、などといったことと同様と理解してください。この注意点は今後こちらのカテゴリー内の情報全てに適用されます。