絵の評価

幼児期までの私達は、自由にペン、鉛筆、絵の具、クレパス等を持ち、紙や壁に絵を書き、棒や石ころで地面に絵を書いていました。粘土や泥んこで自由に形を作りました。しかし、学校に就学すると、図画工作や美術の教科があるので成績として評価されるようになります。
たまたま私は、小学生の頃お隣に美術の先生が住んでいらっしゃったので、気軽に習いに行くことができました。遊び感覚の先生でしたので評価を気にすること無く自由に習い事を楽しみました。そのお陰で逆に学校成績が良く最も得意とする教科に伸びていきました。

評価が良くない児童はそのまま苦手教科となり、表現を楽しむというよりつまらない時間となってしまいます。

アートセラピーのクライエントは、苦手な人ほどのびのびと自由に楽しんでいるように思います。「書けた」「楽しかった」いう反応が大きいです。「自分が絵など書けるわけがない」という思い込みをしていた自分に反して実際には熱心に書くことができた自分に出会いそのギャップに驚かれます。

ですから私は、絵を苦手とする人が頭から無理と拒否し、楽しまないのはもったいないなと思うのです。

また、学校評価の良かった人でも私のように大人になるにつれその楽しみを忘れていた人は、子どもの頃の自分を思い出すことができ再び楽しい時間を取り戻すことができます。

アートセラピーは、絵の上手下手の評価をつけません。ご安心くださいね!